妊娠中期の動悸や息切れは大丈夫?受診の目安と対処法をやさしく解説

妊娠中期の動悸や息切れは大丈夫? 受診の目安と対処法 妊娠中期

妊娠中期に入ってから、

「少し動いただけでドキドキする」
「前より息が上がりやすい気がする」
「これって妊娠中は普通なのかな?」
そんなふうに、不安になることってあるよね。

妊娠中は、体の変化の影響で動悸や息切れを感じることがあると案内されています。厚労省系の母性健康管理資料でも、妊娠に伴う貧血、体重増加、子宮の増大などで動悸や呼吸困難が起こることがあるとされています。

でも、よくあることと言われると、逆に
「どこまで様子を見てよくて、どこから相談したほうがいいの?」
がわかりにくいんだよね。

とくに仕事中や外出中に急にドキドキすると、
「休んだほうがいいのかな」
「これくらいで受診していいのかな」
と迷ってしまう人も多いと思います。

この記事では、妊娠中期の動悸や息切れで考えられること、貧血との関係、仕事中に気をつけたいこと、受診の目安まで、やさしくわかりやすくまとめます。

「これって大丈夫かな」
「不安になりすぎないための目安が知りたい」
そんな時に読んでもらえたらうれしいです。

※この記事は一般的な情報をまとめたものです。胸の痛み、強い息苦しさ、めまい、失神しそうな感じ、出血などがある時は、自己判断せずかかりつけの産婦人科へ相談してください。


妊娠中期の動悸や息切れは普通にあるの?

妊娠中に動悸や息切れを感じること自体は、珍しいことではありません。
厚労省系の「母性健康管理等に対する企業の義務」では、妊娠に伴う貧血、体重増加、子宮の増大などで動悸や呼吸困難が起こることがあるとされています。程度が強い場合は、心臓や肺に病気がないか調べる必要があるとも書かれています。

だから、
少し動いた時に前よりドキドキしやすい
階段や通勤で息が上がりやすい
みたいに感じることはあります。

ただし、
よくある=何でも様子見でいい
という意味ではありません。

症状の強さや、ほかの不調があるかどうかで、相談したほうがいいこともあるよ。


妊娠中期に動悸や息切れが起こりやすい理由

妊娠中期にこういう症状が出やすい理由としては、いくつか考えられます。

貧血の影響

妊婦貧血では、動悸、息切れ、立ちくらみ、疲労・脱力感などの自覚症状がみられることがあるとされています。母性健康管理の用語辞典でも、妊婦貧血は妊娠中期以降に発症するものが大部分と案内されています。

体重やお腹の大きさの変化

妊娠が進むと、体重増加や子宮の増大の影響で、前より息が上がりやすくなることがあります。これは厚労省系資料でも動悸や呼吸困難の背景として挙げられています。

疲れや寝不足

妊娠中期は、眠りが浅くなったり、夜に何度か目が覚めたりする人もいます。疲れがたまっていると、ドキドキ感やしんどさを強く感じることもあります。これは公的資料に直接まとまっているというより、妊娠中の全身倦怠感や体の負担増加の説明から自然に考えられることです。


こんな感じの症状がある人も多いよ

動悸や息切れといっても、人によって感じ方は少し違います。

たとえば、

  • 少し歩くだけでドキドキする
  • 階段で息が上がりやすい
  • 通勤だけでしんどい
  • 横になってもなんとなく気になる
  • だるさや立ちくらみもある
  • 仕事中に急に不安になる

こんな感じで気づく人も多いです。

妊婦貧血の症状として、動悸、息切れ、立ちくらみ、疲労・脱力感が挙げられているので、
「ドキドキするだけじゃなく、なんとなくフラフラする」「体もだるい」
という感じなら、健診で相談してみると安心です。


どこまで様子を見ていいの?

ここ、すごく迷うところだよね。

少し動いた時に一時的に息が上がる、休むと落ち着く、ほかに強い症状がない。
こういう時は、まず無理をせず休んで様子を見ることもあります。

ただし、

  • だんだん強くなる
  • 休んでも落ち着きにくい
  • 立っていられないくらいしんどい
  • 動悸だけじゃなくめまいも強い
  • 胸の痛みや強い息苦しさがある

こういう時は、自己判断しすぎないほうが安心です。

厚労省系資料でも、程度の強い動悸や呼吸困難では心臓や肺の病気がないか調べる必要があるとされています。


妊娠中期の動悸や息切れが気になる時の対処法

まずは、無理しすぎないことが大事です。
できそうなことからで大丈夫。

1. いったん座って休む

仕事中でも外出中でも、まずは少し休んでみてね。
それだけで落ち着くこともあります。

2. 深呼吸して落ち着く

急にドキドキすると、それだけで不安になって余計につらく感じることもあります。
まずは慌てすぎず、少し呼吸を整えてみてね。

3. 無理に動き続けない

通勤中や仕事中に症状が出た時は、
「あと少しだけ」
で頑張りすぎないことが大切です。

4. 健診で相談する

気になる症状がある時は、健診でそのまま聞いて大丈夫。
妊婦貧血や母性健康管理の資料でも、動悸や息切れは妊娠中にみられる症状として挙げられています。相談すること自体は全然おかしくないよ。


仕事中に動悸や息切れがある時はどうする?

仕事中だと、とくに焦るよね。

厚労省系の母性健康管理資料では、妊娠中の症状がある場合、休業、自宅療養、勤務時間の短縮、身体的負担の大きい作業の制限、休憩の配慮などの措置が必要になることがあると案内されています。妊婦貧血でも、立作業は椅子に座って作業できるようにする、勤務時間の短縮、早退の許可などが例として挙げられています。

なので、仕事中は

  • 少し座って休む
  • 立ちっぱなしを減らす
  • 休憩を早めにとる
  • 重いものを持たない
  • 無理な動きを避ける

このあたりを意識できると少しラクです。

「これくらいで言いにくいな」
と思うこともあるかもしれないけれど、妊娠中は無理を重ねないことがいちばん大事だよ。


職場に相談したい時は母健連絡カードもある

もし、主治医や助産師さんから働き方について指導があった時は、母健連絡カードを使って職場に伝える方法があります。厚労省系サイトでも、妊娠中に見られる症状の一例としてめまい、息切れ、動悸、お腹の張りなどが挙げられ、主治医等に相談して必要なら母健連絡カードを利用するよう案内されています。

「自分の言葉だけだと伝えにくい」
という時は、こういう仕組みがあることを知っておくだけでも少し安心です。


こんな時は受診を考えてね

次のような時は、仕事や家事より先に相談を考えてください。

  • 強い息苦しさがある
  • 胸の痛みがある
  • めまいが強い
  • 立っていられないほどしんどい
  • 失神しそうになる
  • 休んでもよくならない
  • なんとなくいつもと違って不安が強い

厚労省系資料でも、程度の強い動悸や呼吸困難は心臓や肺の病気がないか調べる必要があるとされています。

「これくらいで相談していいのかな」と思っても、妊娠中は何もなければそれでよかったで大丈夫だよ。


眠気やだるさもある時は関連記事も見てみてね

動悸や息切れだけじゃなく、

  • 眠い
  • だるい
  • 通勤がしんどい
  • 仕事を休むか迷う

みたいなことも重なっているなら、こちらも参考になると思います。

妊娠中期に眠いけど仕事は休むべき?しんどい時の考え方と対処法をやさしく解説

お腹の張りも気になる時はこちら。
妊娠中期のお腹の張りで仕事は休むべき?無理しない目安と対処法をやさしく解説


妊娠中期全体のこともあわせて知っておきたい人へ

動悸や息切れが気になり始めるころは、眠気やだるさ、お腹の張り、体重管理など、ほかのことも気になってくる時期です。

「症状のことだけじゃなく、妊娠中期全体のことも知っておきたい」
という時は、親記事から見ておくと流れがつかみやすいよ。

妊娠中期はいつからいつまで?安定期の症状・過ごし方・気をつけたいことをやさしく解説


よくある質問

Q. 妊娠中期の動悸や息切れはよくあることですか?

妊娠中に動悸や息切れを感じること自体はあります。厚労省系資料でも、妊娠に伴う貧血、体重増加、子宮の増大などで起こることがあると案内されています。

Q. 動悸や息切れは貧血が関係することもありますか?

あります。妊婦貧血では、動悸、息切れ、立ちくらみ、疲労・脱力感などがみられることがあります。

Q. 仕事中にドキドキしてしんどい時はどうしたらいいですか?

まずは座って休んで、無理に動き続けないことが大切です。必要に応じて業務を軽くしたり、職場に相談したりすることも考えて大丈夫です。母性健康管理の資料でも、勤務時間短縮や休憩配慮などの措置が案内されています。

Q. どんな時に受診したほうがいいですか?

強い息苦しさ、胸の痛み、めまいが強い、休んでもよくならないなどの時は、自己判断しすぎず相談してください。


まとめ

妊娠中期の動悸や息切れは、妊娠に伴う体の変化の中で起こることがあります。
厚労省系資料でも、貧血、体重増加、子宮の増大などに伴って動悸や呼吸困難が起こることがあるとされています。

ただし、

  • 強くなってくる
  • 休んでも落ち着かない
  • めまいや胸の痛みがある
  • 立っていられないほどつらい

こんな時は、我慢しすぎないことが大切です。

仕事中や外出中にドキドキすると不安になるよね。
でも、不安になるのはそれだけちゃんと自分の体を見ているからでもあります。

無理しすぎなくて大丈夫。
気になる時は、健診や受診で相談しながら、今の自分に合う過ごし方を見つけていこうね。


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