妊娠中期に入ると、少しずつ気になってくるのが体重増加だよね。
「最近ちょっと増えてきたかも…」
「これって増えすぎ?」
「逆につわりが長引いていて、あまり増えていないけど大丈夫かな」
「健診のたびに体重を見られるのがちょっとこわい…」
こんなふうに、不安になる人も多いと思います。
妊娠中は赤ちゃんが大きくなっていく時期だから、体重が増えること自体は自然なこと。
でも、増えすぎても心配になるし、増えていなくても不安になるよね。
しかも体重のことって、数字ではっきり出るぶん、気にしすぎてしまいやすいところでもあります。
まわりの話やSNSを見て、余計に不安になってしまうこともあるかもしれません。
でも、妊娠中の体重増加はみんな同じペースになるものではありません。
妊娠前の体格や、つわりの有無、食事量、むくみや便秘などでも変わってきます。日本産科婦人科学会も、目安は妊娠前BMIごとに分けて示していて、さらに個人差を考慮したゆるやかな指導を心がけるとしています。
この記事では、妊娠中期の体重増加はどれくらいが目安なのか、増えすぎた時、増えない時の考え方、気をつけたいこと、不安になりすぎないための見方を、やさしくわかりやすくまとめます。
「数字を見るたびに落ち込んでしまう」
「どう考えればいいのか整理したい」
そんな時に読んでもらえたらうれしいです。
※この記事は一般的な情報をまとめたものです。実際の体重管理は、妊娠前の体格や妊娠経過によって変わるので、健診で医師や助産師に確認しながら考えていってください。
妊娠中期の体重増加はどれくらいが目安?
妊娠中の体重増加の目安は、妊娠前のBMIによって変わります。
日本産科婦人科学会が2021年に公表した目安は、次のとおりです。
- 低体重(BMI 18.5未満):12〜15kg
- 普通体重(BMI 18.5以上25未満):10〜13kg
- 肥満1度(BMI 25以上30未満):7〜10kg
- 肥満2度以上(BMI 30以上):個別対応(上限5kgまでが目安)
ここで大事なのは、これは妊娠全期間を通した目安だということです。
妊娠中期だけでこの数字になるわけではないので、そこは落ち着いて見て大丈夫だよ。
体重が増えるのは悪いことじゃないよ
妊娠すると、体重は赤ちゃんの分だけじゃなく、
- 赤ちゃんの成長
- 胎盤や羊水
- 血液量の増加
- 体の変化
など、いろいろな理由で増えていきます。
だから、体重が増えること自体がダメなわけではありません。
むしろ、妊娠中にまったく増えないほうが心配になることもあるよね。
厚生労働省の妊産婦向け資料でも、妊娠中は主食・主菜・副菜を基本に、乳製品や果物も組み合わせながら、バランスよく食べることが大切と案内されています。
だからまずは、
「増えた=ダメ」ではない
と考えて大丈夫です。
妊娠中期に体重が増えやすくなる理由
妊娠中期に入ると、初期より体重が増えやすくなったと感じる人は多いです。
それには、ちゃんと理由があります。
つわりが少し落ち着いて食べられるようになる
妊娠初期は思うように食べられなかった人でも、中期に入ると少しずつ食欲が戻ってくることがあります。
「食べられるようになったのはうれしいけど、急に増えて不安…」
となることもあるよね。
便秘やむくみで増えたように見えることもある
体重が増えたと思っていても、脂肪だけじゃなく、便秘やむくみの影響があることもあります。
とくに妊娠中期は便秘や張りが気になりやすい時期でもあるので、数字だけで全部判断しなくて大丈夫です。
動ける日が増えても、前と同じようには消耗しにくいことがある
つわりが落ち着くと、初期ほどは消耗しなくなってきて、食べた分が体重に反映されやすく感じる人もいます。
だから「急に増えた」と感じても、必要以上に自分を責めなくて大丈夫だよ。
妊娠中期に体重が増えすぎると不安になるよね
健診で体重を見て、
「え、増えすぎた?」
と落ち込んでしまうこともあると思います。
でも、1回の数字だけで全部を決めつけなくて大丈夫です。
前の日に塩分が多かった、便秘気味だった、服が重かった、時間帯が違った、そんなことでも数字は少し変わります。
もちろん、急に増え続ける時は健診で相談したほうが安心です。
でも、少し増えたからといって、すぐに極端な食事制限をしなくて大丈夫。
日本産科婦人科学会も、体重増加量は厳格に指導する根拠が十分ではないとしていて、個人差を考慮したゆるやかな指導を心がけるとしています。
増えすぎが気になる時に見直したいこと
- 甘い飲み物や間食が増えていないか
- 夜遅くに食べすぎていないか
- 便秘やむくみがないか
- つい食べられるものばかりに偏っていないか
「食べるのを減らさなきゃ」と追い込みすぎるより、
まずは食べ方のバランスを見直す
くらいで十分なことも多いです。
逆に、体重が増えない時も心配になる
妊娠中は「増えすぎ」が気になりやすいけれど、
あまり増えていない時も不安になるよね。
- つわりがまだ残っている
- 食欲が戻らない
- もともとたくさん食べられない
- 増えるのがこわくて食べるのを控えてしまう
こういうこともあると思います。
ただ、体重があまり増えていない時も、自己判断で「大丈夫」と決めつけすぎないほうが安心です。
健診では、体重だけじゃなく赤ちゃんの発育も一緒に見てもらえるので、不安な時はそのまま聞いて大丈夫だよ。
「こんなこと聞いていいのかな」
と思わなくて大丈夫。
むしろ、気になっていることは健診で確認しておくほうが安心です。
妊娠中期の体重管理で気をつけたいこと
体重管理といっても、厳しくコントロールしようとしすぎなくて大丈夫。
まずは、毎日の中で少しずつ整えていくイメージでOKです。
1. 毎日数字に振り回されすぎない
体重は日によって少し前後することがあります。
だから、1日ごとの増減だけで落ち込みすぎなくて大丈夫です。
2. 極端に食事を減らさない
妊娠中は、ただ「減らす」のではなく、必要なものをとりながら整えることが大切です。
厚生労働省の妊産婦向け資料でも、主食・副菜・主菜を基本にした食事バランスが案内されています。
3. 間食や飲み物を見直してみる
ごはんよりも、甘い飲み物やお菓子が続いている時のほうが、体重が気になりやすいこともあります。
全部やめるじゃなくて、「少し減らす」「回数を見直す」でも大丈夫だよ。
4. 便秘やむくみもチェックする
体重が増えたと思っていても、便秘やむくみが関係していることもあります。
お腹の苦しさや張りがある時は、そちらも一緒に見ていくと気持ちが少しラクになることもあります。
食事はどう考えたらいい?
妊娠中期は、食べられるようになってくる人が多い時期。
だからこそ、
「何をどれくらい食べたらいいの?」
と迷いやすいよね。
まず大事なのは、完璧を目指しすぎないことです。
まず意識したい基本
- 主食
- 主菜
- 副菜
この3つをベースに考えて、余裕があれば乳製品や果物も組み合わせていくイメージで大丈夫。厚生労働省の「妊産婦のための食生活指針」でも、この考え方が基本になっています。
「今日はちょっと偏ったかも」
「昨日食べすぎたかも」
そういう日があっても大丈夫。
数日単位で少しずつ整えていけば十分です。
妊娠中期の体重増加で受診や相談を考えたい時
体重のことは、数字だけでは判断しきれないことも多いです。
だからこそ、不安がある時は健診で相談して大丈夫。
たとえば、こんな時は相談しやすいタイミングです。
- 急に増え方が気になってきた
- ほとんど増えていなくて不安
- 食べられない日が続いている
- むくみが強い
- 頭痛や体調不良もある
- 自分ではどう考えればいいかわからない
妊婦健診は、体重だけを注意される場じゃなくて、
今の状態を一緒に確認する場です。
日本産科婦人科学会のガイドラインでも、妊婦健診は妊娠経過を確認する基本として位置づけられています。
体重が気になる時は、ほかの症状も一緒に見てみてね
妊娠中期は、体重だけじゃなく
- お腹の張り
- 便秘
- 腰痛
- 胎動
- 食事のこと
など、いろいろなことがつながって気になりやすい時期です。
「体重が増えたと思ったら便秘もつらい」
「腰痛で動けなくて体重も気になる」
「張りがあって、あまり動けない日がある」
そんなふうに、ひとつだけじゃなくいくつか重なっていることも多いよね。
張りが気になる時はこちらも参考にしてみてね。
▶ 妊娠中期のお腹の張りは大丈夫?休む目安と受診の目安
https://merumeru-2026.com/2026/03/24/ninshin-chuki-onakanohari/
腰痛がつらい時はこちら。
▶ 妊娠中期の腰痛がつらい…原因と楽になる対策をやさしく解説
https://merumeru-2026.com/2026/03/25/ninshin-chuki-youtsuu/
妊娠中期全体のこともあわせて知っておきたい人へ
体重増加が気になり始めるころは、胎動やお腹の張り、腰痛、出産準備など、ほかのことも気になってくる時期です。
「体重のことだけじゃなく、妊娠中期全体のことも知っておきたい」
という時は、親記事から見ておくと流れがつかみやすいよ。
▶ 妊娠中期はいつからいつまで?安定期の症状・過ごし方・気をつけたいことをやさしく解説
https://merumeru-2026.com/2026/03/23/ninshin-chuki-itsukara-itsumade/
よくある質問
Q. 妊娠中期の体重増加はどれくらいが普通ですか?
妊娠中の体重増加の目安は、妊娠前のBMIによって違います。日本産科婦人科学会では、低体重12〜15kg、普通体重10〜13kg、肥満1度7〜10kg、肥満2度以上は個別対応(上限5kgまでが目安)と案内しています。
Q. 急に増えた気がして不安です
前日の食事、むくみ、便秘、時間帯などでも数字は変わることがあります。1回の数字だけで決めつけすぎなくて大丈夫です。続けて気になる時は健診で相談してみてね。
Q. 体重があまり増えていなくても大丈夫ですか?
つわりが続いていたり、食欲が戻らなかったりすると、あまり増えないこともあります。ただ、自己判断しすぎず、健診で赤ちゃんの発育とあわせて確認してもらうと安心です。
Q. 妊娠中はダイエットしたほうがいいですか?
自己判断で極端に食事を減らすのはおすすめしにくいです。厚生労働省も、妊産婦には主食・主菜・副菜を基本にしたバランスのよい食事を案内しています。
まとめ
妊娠中期の体重増加は、気になりやすいけれど、
みんな同じペースで増えるものではありません。
妊娠前の体格によって目安は違うし、つわりの有無や食事量、便秘やむくみなどでも変わってきます。日本産科婦人科学会は、妊娠前BMIごとの目安を示しつつ、厳格に指導するより個人差を考慮したゆるやかな指導を心がけるとしています。
だからこそ、
- 増えすぎても責めすぎない
- 増えていなくてもひとりで抱え込まない
- 極端に減らそうとしない
- 健診で相談しながら見ていく
この考え方が大事です。
体重って、数字ではっきり出るぶん、不安になりやすいよね。
でも、その数字だけであなたの妊娠がうまくいっているか全部決まるわけじゃないよ。
不安な時は、ひとりで抱え込まなくて大丈夫。
今の自分の体調に合わせながら、少しずつ整えていこうね。
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